展示会レポート
CeBIT ASIA 2003 (18-20 Sep, Shanghai)
25 Sep. 2003

世界最大のIT関連展示会であるCeBIT。アジアで開催されるCeBIT ASIA(上海)に行ってきました。NokiaやMotorolaなどは参加せず、少し寂しい展示会でしたが、その他の出展各社、それぞれ新製品を勢力的に紹介しており、見所は結構ありました。また各国メーカーの勢いの差も感じられる、そんな展示会でした。

1)一般メーカー

Siemens

NokiaやMotorolaが出展していないので、欧米メーカーとしては唯一の参加になります。携帯端末以外にも各種ソリューションを展示していました。初日の朝にさっそくドイツ本社からお偉いさん方々が来られていたのはさすがかも。さて端末の展示は、いよいよ発売になるNokia Series60搭載のSmartphone、SX-1、そしてSiemens初のカメラ内蔵MC-60が目玉。SX-1は実機片手にデモをやっていましたし、SX-1はPCとつないでその場で撮影した画像の編集などをやっていました。またすでに発売になっているスタイリッシュなスライド式SL55と、スコーピオンの異名をとるアクティブデザインのM55も展示。M55は地下鉄車内でのTVでもさかんにCMをやっていたのが印象的でした。またXELIBRIも展示があったのですが、反応はいまいち。「ファッショナブル携帯」のコンセプトは、上海(というか中国)ではまだまだ受け入れられるものではないのかもしれません。モノクロ液晶で価格が2000元以上、ではよほどのインパクトがなければ難しいのかも。


Siemensブース

目玉はやはりSX1

SX1正面。フォントなどはSiemensらしさが出ている。65000色スクリーンは綺麗。キークリックも悪くない。

背面はすっきりしている。なお持った感じは見た目よりも軽く感じる。Nokiaより軽快なイメージ、といったところ。

左右側面は写真合成してあります。

ちょっとお疲れの様子でした(笑)

カメラ内蔵のMC60。質感もいい

背面カメラ

既発売のスライド式小型高級機、SL55

アクティブイメージなM55

XELIBRIもありましたが注目度はいまいち。中国市場ではこのコンセプトはまだ時期早々なのかも

Danceグループ(きっと無名)を読んでパフォーマンスなんてのもやっていました

Samsung

会場でのブースの大きさは一番。ショーの派手さも一番。やっぱり今、もっとも勢いのある会社なんでしょう。携帯電話以外は得意の液晶をメインに、全製品群を堂々と展示。また液晶モジュールなどパーツの展示も行っていました。携帯電話ブースは小さいながらも大人気で、TVカメラが2台やってきたりと、中国でのSamsung携帯人気の一面を垣間見たような気がします。中でも注目されていたのは、Linux搭載のSmartphone、SCH-i519(CDMA)と、カメラ内蔵で外部液晶が有機ELのスタイリッシュフォンSGH-708(GSM)。どっちも来る人来る人がいじっていました。他にも女性向けSGH-E418(GSM、すでに韓国ではCDMA版が発売)も実機が触れるようになっており、人気を集めていました。


Samsungブースはとにかくでかい。隣のSonyの倍以上はありました。ステージではショーが始まると群集の群れとなります

GSM/SGH-E108。内部液晶は65K色TFT。GPRS、Java、WAP2.0対応でネット重視。83x47x21mm/80g

GSM/SGH-S508。内部液晶65K色TFT、GPRSに対応。、IRポート内蔵、WAPは1.2。83x43x22mm/80g

GSM/SGH-V208。Samsung初のカメラ内蔵ですでに登場から時間がたっています。内部は65K色TFT液晶、GPRS、WAP1.2。91x48x23mm/96g

GSM/SGH-P408+。おなじみ液晶回転式。65色TFD、カメラは10万画素。GPRS、MMS対応。90x48x23mm/105g

GSM/SGH-E708。こちらは最新のカメラ内蔵。内部液晶は65K色TFT、外部液晶は有機EL256色。GPRS、Java、MMSにも対応。90x44/23mm/89g

GSM/SGH-E418。新女性携帯。液晶はUFBで65K色。GPRS。ま、機能より見た目な端末です。

E418をあけたところ。まあとにかく小さくてかわいい。73x52x23mm/80g

CDMA2000 1X/SCH-X339。内部65k色UFB、外部256色有機EL。BREW対応。80x39x22mm/76g

CDMA2000 1X/SCH-X359。内部65k色UFB、外部256色STN。BREW対応。80x35x19mm/75g

CDMA2000 1X/SCH-X369。内部65K色UFB、外部256色有機EL。BREW対応。内蔵カメラVGA。82x43x22mm/104g

CDMA2000 1X/SCH-X559。内部65K色TFT、外部256色有機EL。BREW対応。内蔵カメラはヒンジ部でVGA。90x46x25mm/103g

CDMA2000 1X/SCH-I519。ご存知Linux搭載。カメラも内蔵、WordやExcelファイルも参照可能。もちろんMP3もOKとかなりの高機能。

MPEG1/2の再生も可能。会場ではやっぱり大人気で、後から後から手にとって触れられていました。132x70x16mm/183g

CDMA 1X EV-DO/SCH-E170。韓国でもおなじみのスライド式。26万色TFD液晶にVGAカメラを内蔵。64和音、GPS、MMS。97x49x23mm/104g

CDMA 1X EV-DO/SCH-E250。内部26万色TFD、外部65K色TFD。VGAカメラ。64和音MMS。 88x47x23mm/90g

IMT2000のSCH-_V330

かなりハイスペック。こちらを参照ください

自慢のTFT液晶群

26万色TFT-QVGA(2インチ)の例

DBTEL

台湾のDBTELは中国ではすでに知名度は高く、中国工場での生産もされているためしばし「国産」とも呼ばれるくらいです。今回の展示の中では端末数は一番豊富。色彩、形状などすべて中国人の心を知り尽くしているかのようで数々のバリエーションがありました。また一部では「Dbtel International」と国際企業をアピール。今後はアジアから世界へ市場広げていくのでしょうか。端末の数はたくさんありすぎるので先月の「Telecom Taipi」レポートを見ていただくとして、ここではポスターコレクションをお届けします。

DBTELブース

Dbtel International。スタイリッシュ

2051P/2051

5688+

5689

5766

6228

6588C/6566

6669

8036

8038

J1

J2

J6/D6

NEC

ようやく日本メーカーの紹介です。CeBITの会場入り口すぐ、という絶好のロケーション。新製品と、海外端末のいくつかを展示。中国国内ではカメラ内蔵のN8が一時期大人気でしたが、その後新製品がまったく出ず今回の新製品は満を持しての発売でしょう。N600は26万色液晶に手書き入力対応のカメラ内蔵端末。液晶画面全体で手書きが可能です。N700は小型サイズのベーシック端末。そしてN810は薄型でJava対応。日本の今の端末とスタイルはほとんど変わらないかも。海外端末は、W-CDMA/GSMデュアルの欧州「3」向けe606/e808/e808N、日本のN505iなどが展示。eシリーズは大人気、日本の端末はちょっと反応はいまいちでした。また携帯電話のIRを利用してミニカーを操作したり、カメラ内蔵端末で写真を撮影してその場で配布、などイベントはいつも大混雑。ただしコンパニオンの女性の英語力は他社と比べるとだめだった、と1つだけ苦言を書いておきましょう(こっちの質問が通じないんですから...)。


NECブース

目玉は手書き対応N600

26万色液晶は綺麗。ここに手書き入力する

スタイラスは背面のこの位置に収納する

小型でベーシック機能のN700

日本メーカー製としてはかなり小さい

薄型N810

この薄さは日本とかわらないか

W-CDMA/GSMデュアルのe808など、3G対応端末をいくつか展示。e808はけっこうでっかい。両手で持ったほうがいいかも。

e808Y。独立キーは慣れればうちやすいかも。e808同様、大画面液晶が生かされきれてないのがちょっと残念。

今やどこのメーカーでもあたりまえになりつつある、その場でプリクラ。ここでも大人気

IRでのカーレースは、見ている側は盛り上がるもののやっているほうは四苦八苦、てな情況

その2へ続く

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